女性手帳って何だろう? [生活]
女性手帳って何?
10代の女性や女の子を持つ親は知っていた方が良いです。。
女性手帳なるものが導入されそうです。
女性手帳とは、政府が導入を検討しているもので、女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発するための手帳です。
また、医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙いがあります。
これまで政府は少子化対策として、産休や育休を取りやすくする制度改正や
子育て世帯中心の施策を優先していましたが、晩婚・晩産化対策も必須と判断しました。
現在は、母子健康手帳が妊娠判明時点で自治体より配布されています。
しかし、もっと早い段階からの導入が効果的との見解から
女性手帳の配布は、
子宮頸(けい)がん予防ワクチンを接種する10代前半時点や20歳の子宮がん検診受診時点での一斉配布を想定しています。
実際、結婚して子供が欲しくなったらすぐに妊娠できる、と考えている人がほとんどだと思います。
妊娠・出産の適齢期(25~35歳前後)に子供を作れば良いと考えていても、妊娠しにくい体質かも知れません。
いざとなって初めて気づくんですよね。
その時、不妊治療を始めても、加齢に伴って卵子が老化し、30代後半からは妊娠しにくくなったり、
不妊治療の効果が得られにくくなることも医学的に明らかになっています。
でも知らない人が多いです。そもそも学校で教えていません。
だからこその女性手帳ですが、個人の自由なところもあります。
女性手帳では、30歳半ばまでの妊娠・出産を推奨し、
結婚や出産を人生設計の中に組み込む重要性を指摘していますが、啓発レベルにとどめるそうです。